【悩む育児】ドイツの「子供の声は騒音ではない法律」について考えてみた(^^)

悩む育児

こんにちは、ふくすずです(^-^) 小学生2児の母をしております。

少子化が進み、少子化対策についての報道が増えてきました。

その中で現在日本でもドイツのような「子供の発する声や音は環境を害する騒音ではない」とする法律改定をすべきかどうか議論されているようです。

私を含め現在進行形で育児をされている人の多くは、自分の子供の騒ぐ声が周囲に迷惑をかけているのではと不安を抱えて生活されていのではないでしょうか、

私としてはぜひドイツのような法律改定をして欲しいと願っています。

ドイツの「子供の声は騒音ではない法律」とは

2011年 ドイツで子供の発する声や音は環境を害する騒音ではないと法律改正されました。

当時のドイツの連邦環境大臣は「子供には、子供でいる権利がある」と語り

また、「この法律は、子供に優しく、家族に優しい社会になるためのきっかけになる」と語っています。

それまでのドイツは子供はうるさい存在として、子供に優しくない国だったそうです。

そして「うるさい子供」に対して苦情を言うことも、当たり前の社会だったのです。

法律の改正後、保育園を建設することに反対することも基本的にはできなくなり、保育園が閉鎖に追い込まれることがなくなりました。

また、公園で遊ぶ子供の声がうるさいと訴訟を起こすことも難しくなり、

「子供が子供らしくいること」は法律の改正によって可能となっていきました。

子供が子供らしくいられる権利

今の日本で育児をしていると、この「子供が子供らしくいられる権利」とは程遠いと感じます。

とにかく周囲を気にして、子供が泣いたり騒いだらその場を離れるのは当たり前、公園でも周りに絶対に迷惑かけないように遊ばせる。

その結果、子供には「あれはダメ、これもダメ」「静かにして」「騒がないで」「(周りに迷惑だから)泣くのはもう止めよう」そんな言葉ばかりを浴びせてる毎日。

そしていくら注意しても、子供にはいつ終わるのかも分からないイヤイヤ期や、ギャングエイジもあり、注意するほどひどく騒ぐこともしばしば、

こんな日常に神経をすり減らし、子供をたくさん産みたいなんて考えられなくなります。

もちろん、周囲への配慮が必要なのはわかります。

話がわかるような年齢の子供に対し、注意し理解させることも、子供の成長にとっても重要であることも認識しています。

そして、私自身も子供の騒ぐ声はうるさく感じるし、イライラして、怒鳴りたくなるときもあります。

親でもそうなんだから、赤の他人なんて迷惑でしかないのもわかります。

でも、それが子供なんです。

以前、TVで子供の脳科学的にも子供は一度興奮すると自分でもコントーロールできなくなり、注意されても静かにすることが難しくなると。

うちの子達を見ていてもまさにそれだと感じる場面が多かったのですごく納得しました。

子供の脳の構造的にそうであるなら、

やはり、子供は静かにできない生き物なんです。

そうであるなら、日本でも「子供が子供らしくいられる権利」を何かしらの法律で守って頂きたいと願います。

また、少子高齢化が進み、身近に子供と接したことがない大人が増えてきた分、子供に対しての認識や関心が希薄した社会が強まっているようにも感じます。

単にうるさい存在、迷惑な存在と排除していた子供たちは10数年後には社会にでて、今の大人たちの生活を支える存在になるのです。

その子達が社会に対し何を感じ成長したかどうかは、未来の自分達の生活にも直結していきます。

周囲の優しさに触れて育った子供達は将来社会に良い影響をもたらすと考えます。

法律改定が無理であるなら、せめて「子供というのは静かにできないものだと言う認識」と共に、「子供には子供らしく生きる権利がある」という考え方を広めていけたらいいなと思います。

まとめ

ドイツの「子供の声は騒音ではない法律」は子供に優しく、家族に優しい社会になるためのきっかけとなるものでした。

私は日本でもドイツのような、子供や家族に優しくなるきっかけを作る法律改定を願っています。

 

 

 

 

 

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